昨日は、鈴鹿とAPGで最終戦がありました。鈴鹿は寒かったですが、雨や雪にはなりませんでした。しかし、APGは決勝で雪が降って、とても寒い最終戦になりました。
まずユウガですが、タイトラは4位とまずまずの滑り出しです。予選で、激化するバトルを観察しながらの走行で、あまり無理をせずに決勝に賭ける作戦です。決勝は5位スタートです。
しかし、決勝から、レインタイヤを装着してのレースになり、オープニングラップで接触があって、後方にドロップしてしまいます。
追い上げ開始で頑張りましたが、ファイナルラップで6位に追いついて仕掛けます。しかし、最終コーナーまで勝敗はもつれて、ほんの僅かな差で7位フィニッシュでした。ユーズドレインを使用したのですが、上位陣はフレッシュタイヤを装着していて、その点を考えると、頑張った7位だったと思います。来年もまた頑張ってくれると思います。
さて僕の鈴鹿ですが、前日に曲がったシャーシーは、なかなか厳しくて、ブレーキングで激しく左を向いてしまう、この冷えた路面では、心臓に悪い乗り物になってしまっています。
コーナーも左コーナーで顕著に曲がらない事もあって、体重移動をフルに使って、なんとかレーシングラインに乗せる感じです。
そんな、厳しい状況ですが、冷えた路面で、みんなもあまり良いタイムを刻めずにいるようで、タイトラ次第では、なんとか上位フィニッシュも狙えるかもしれません。
そして、タイトラです。誰かのスリップを使わせてもらおうかと思いましたが、僕が後ろに忍び寄ると、みんな減速して、前に出されてしまいます。
前日の走行で、僕がトップタイムみたいなガセネタが流れているらしく、僕のスリップ狙いのドライバーさんがいるようです。
「ふふふ。。。。僕の遅さを知らないな。」とか、つぶやきながら、なんとかスリップを使わせてくれそうなドライバーを探します。
あまり、上手く決まりませんでしたが、タイトラの結果はB組の3位とまずまずです。
予選がスタートして、すぐに2位に立ちます。トップと僕の2台のペースが回りよりも良かったので、2台のマッチレースになります。
序盤はこのスリリングマシーンでどうやって、抜いていこうかと悩みましたが、徐々に慣れて、オーバーテイクのイメージも出来たので、一気に間合いを詰めて、抜きに行こうと思ったら、ヘアピンで失速して、僕はエンジンかキャブの何処かが、また壊れたと、手を上げて、リタイヤを覚悟しましたが、失速は数秒で、また、加速し始めます。
その後、開いてしまったトップとの車間を再び詰めますが、踏みつけたシャーシーは僅か数周で、戻り始めて、パッシングに行けるような状態ではなくなってしまいます。
予選のファースティストラップは僕になりましたが、とても優勝出来るような状態ではないので、決勝はどうしたもんだろうと思案に暮れます。とりあえず予選で感じた、リアセクシャンの感覚を頼りにセットを変更して、少しでも向きを変えやすいように考えます。
予選で起きた失速は、リードバルブが割れていたので、その影響か?とも思いましたが、その後もベストラップを出していたので、なんだか、不思議な感じです。その他、点検出来るところはしましたが、特に問題は発見出来ずに、決勝になります。
ところが、決勝がスタートして、コースインとともに、失速症状が現れて、ローリングにも遅れてしまいます。吹けたり、失速したりを繰り返しながらの走行で、キャブ調整をしなおしたら、まともに吹けたので、ローリングで自分のポジションに戻ろうとしますが、時間切れで、本来のポジションよりも、後方からスタートです。
ストレートではしっかりと加速しましたが、1コーナーで再び失速して、さらに前方では接触があって、通行止めのような状態です。
エンジンは吹けないし、前はふさがっているしで、どうにもならずに、ゆっくりと僕も通行止めの一員になって、その後再スタートしますが、やはり失速、加速を繰り返す症状は治らずに、そのままピットに向かいます。
ピットで確認しますが、外観的には、やはり異常は見つからずに、もう一度、コースに戻ろうかとも思いましたが、症状が治らなければ、コースにいるのも危険なので、諦めてリタイヤとなりました。
苦しみながらも、なんとか上位で決勝に臨めたのに、最後は、やっぱり僕らしい結末になりました。
曲がってしまったシャーシーは、修正達人のすーさんのところに置いてきて、帰りは、物凄いスピードで撤収を完了させて、(決勝走っていないので、早いんです。)尻尾を巻いて帰ってきました。
最後はやはり、僕らしい結末になっちゃいましたが、今回も僕なりに頑張りましたので、これで良しとするしかりません。来年はさて、どうしましょう?ゆっくりと考えるとします。
今年も1年、僕の不思議なレースに付き合ってくれた、とくさんと、いつもコースでトラブルが起こると助けてくれる、すーさんやトレンタさんには本当に感謝しています。来年も何かに出れれば、またよろしくお願いします。