昨日の鈴鹿は、朝方こそ寒かったですが、日中は汗ばむ陽気でした。
まずは、僕のタイトラからスタートです。
結果は2位と順位はまずまずなのですが、コースインしてタイヤの美味しい時間帯でエンジンがタレてしまって、良いアタックになりませんでした。そのため、ポールポジションの前回優勝のドライバーにコンマ4秒も引き離されています。
前日から速いタイムで走っていたので、覚悟はしていたのですが、コンマ4秒はレースにならないかも?と厳しいレースが予感されます。
ナオさんとヤマシタさんのタイトラは前日のセットから大幅に変更したナオさんが4位とまずまずな滑り出しです。しかし、こちらもトップの選手のタイムは素晴らしく、もっとパフォーマンスを上げていかなければ、太刀打ちできない感じです。
ヤマシタさんのタイトラですが、結果は11位です。前日の状態を考えると、もう少し上のポジションを狙えたと思うのですが、ニューシャーシーのデータが乏しいこともあって、フレッシュタイヤで臨むタイトラはテスト不足で、これからってところです。
予選ヒートも僕が先です。
フロントロー発進で、今回も上手くスタートでトップに立ちます。みんなのタイヤが温まりきるまでに、ある程度のマージンは築けますが、5周を過ぎる頃には、ポールの選手が一気に追いついてきます。
ここでもタイトラで感じたように、エンジンがタレるような感覚は直らずに、厳しい状況が続きます。
終盤にトップを明け渡しますが、ファイナルラップの最終コーナーでインに飛び込んで、決勝のポールポジションは僕になります。
ナオさんとヤマシタさんの予選は、ナオさんが3位のヤマシタさんが、15位です。ナオさんも仕上がりは決して良くはないのですが、なんとかワンポジションアップです。
ヤマシタさんは課題のスタートが上手く決まらずに、順位を下げてしまいました。決勝は鬼門のスタートを決めてもらいたいと思います。
そして、決勝です。
ポールスタートなので、特に問題なくトップで1コーナーをクリアします。決勝は序盤に逃げない作戦です。予選よりも周回数も長いので、施したエンジンがタレる対策を延命させる意味でも、あまり本気のアタックはしないで速い前回優勝のドライバーに付いて行く事にします。
思ったとおりにすぐに2位に落ちます。
その後は、僕と前回優勝のドライバーと一騎打ちになるように、後続が離れていくまで、ひたすら2位を走ります。
彼とマッチレースになるのを期待していたのですが、1台だけ追走してくるカートがあります。
なんとなく、その3台目のドライバーさんとの三つ巴になりそうな雰囲気だったので、1度だけトップに出ますが、すぐに抜き返されて、やはり心配していた三つ巴になってしまいます。
どうしてもストレートが伸びない僕は、追走してきたドライバーさんにも抜かれて、3位に落ちます。
すぐに抜き返して、2位に返り咲くことも出来ましたが、トップが逃げてしまいそうだったので、3台目のドライバーさんの後ろで、トップとの距離が詰まるのを待ちます。
トップとの距離が無くなった段階で3台目のドライバーさんがトップに仕掛けたので、僕も付いていって、2位に戻ります。
いよいよファイナルラップになって、僕は最終コーナーで仕掛けてトップでチェッカーを受けるシナリオだったのですが、前回優勝のドライバーさんに1コーナーまでに並び掛けられて、そのバトルでトップのドライバーさんとの間にギャップが出来てしまい、必死に間合いを詰めましたが、最終コーナーまでに後ろに追いついただけで、残念ながら2位フィニッシュになりました。
今回もとても速かった前回優勝のドライバーさんの前でフィニッシュ出来たのは良かったんですが、途中までは僕の思惑通りにレースが進んでいただけに、なんとも残念なレースでした。
次に、ナオさんとヤマシタさんの決勝です。
3位スタートのナオさんは、うまくスタート決めて、2位に立ちます。しかし、トップを追えるほどのスピードは無くて、逃げていくトップに対して、2位争いを3台で展開する形です。
途中、2位に立つ場面もありましたが、終盤まで4位を走ります。
レース後半に周回遅れのドライバーが現れて、何故か、コースからは青旗が提示されず、そのためか、解っていないのか、ナオさんの前に入ったその周回遅れ君は、半周はナオさんの前に居座って、結果、一人が抜け出てしまいます。トップと2位が単独になって、最後はナオさんと後続で3位争いです。
なんとか3位を守ってチェッカーを受けて、久しぶりに表彰台に上がるナオさんでした。
ヤマシタさんは、またしてもスタートで下がってしまって、かなり後方からの追い上げです。
レースが進むにつれて、どんどんと順位を回復していって、最後は12位でフィニッシュです。スタートで下がらずに逆に上がっていたらと思うレースでした。
僕はなかなか思うようにならないレースが続いていますが、今回はスピードが無かったのに、ポールポジションポイントも貰えましたし、2位フィニッシュで高ポイントも貰えました。ダメなレースでしたが、内容的には良かったので、次に繋がるレースでした。次回のレースもすぐですので、早めに対策を立てて、スピードも追い求めて行きたいと思います。(それがなかなか難しい。。。)