昨日は白糸でレンタルカート3時間耐久とレンタルカートスプリントレースを開催しました。
土曜日と言う事とシリーズポイントに関係しない事。さらには3時間のエントリー費も通常よりは高額になる事など、懸念される事が山積みだったのですが、お蔭様でなかなか盛り上がったレースとなりました。
まず、スプリントレースは僕の甥っ子のショウがレース参戦3レース目で嬉しい初優勝となりました。前回もトップグループにはいましたが、パッシングが上手く出来ませんでした。今回はポールから逃げ切って優勝でした。
2位にはミッフーが入り、レンタルカートの極意を掴みつつあるようです。3位はショウの兄のユウでした。
そして3時間耐久ですが、今回はいつもの倍の時間を走ったのにも関わらずに、終盤まで僅差が続いた、とても白熱したレースになりました。
特に、2位争いは7チームが同一周回で続き、最後まで、大いに盛り上がりました。
そんな3時間の長丁場を制したのは、グレンブルーJrチームでした。
このチームはスプリントでも優勝したショウと最年少のコウタ君、それに先日、スクールを受けてくれたスバル君の3人で編成された、まさにジュニアチームです。スプリントで優勝したショウもそうだったのですが、体重が軽いので10キロのウエイトを装着しています。これにより、軽めの男性くらいの重量はクリアしています。
タイトラ、予選と他チームを寄せ付けない走りで決勝もピット戦略を含めて、パーフェクトなレースでした。暑い時間帯もあったので、唯一の心配事は体力でしたが、それも問題なくクリアして、混戦の中で、唯一、優勝だけは揺るぎそうも無いと観戦しているみんなが思っていたようです。
3人共、スタート直後よりもレースが進むにつれて、バックマーカーの処理や走りそのものも進化していったのが印象的でした。やはりレベルアップには耐久は最適ですね。
優勝は、ジュニア達に持っていかれましたが、2位争いは熾烈です。しかし、徐々にNLSが抜け出して、トップを追うまでは行かないけれど、2位は確保した形になって、みんなの注目は3位争いになります。
3位を争うチームは6チームです。この6チームは終盤まで同一周回でしたので、ピットワークやバックマーカーの処理が明暗を分けそうでした。
3位争いの先頭は長野カート部さんでしたが、最後のピットインで痛恨のタイムロスとなって、後退してしまいます。これは不運もあるので、仕方ないのですが、ここまで順調だっただけに惜しい結果になりました。
長野カート部さんの脱落に助けられたのが、GB1です。ケンタ、アキヤマ君、タクヤ君の3人で組んでいますので、表彰台から降りたら正座が決まっています。それなのに、序盤からあまりスピードがありません。必死の走りで3位争いの先頭に立ったって感じです。結局、そのままGB1が3位に入りました。
そう言えば、グレンブルーからもう1チーム出ていました。それは後藤+2です。このチームは王子とヤマシタさん、それにオオキ君が組んだチームで当然、優勝候補です。しかし。GB1と同様にスピードがありません。接触などもあって、3位争いでも下位の方です。このままでは正座が決定なのですが、終盤に怒涛の追い上げをかまして、4位に滑り込みました。その見事な追い上げに免じて、正座はなしとなりました。本当は表彰台の前に正座して、シャンパンシャワーを掛けられるはずだったのだから、嬉しい4位かもしれません。
今回のレースを見ていて思ったのですが、参加メンバーのレベルが上がって来ていると思います。毎回、数チームがペナルティを受けていたパイロンタッチも1チームも無かったですし、コースでのスピン、接触、コースアウトも激減しました。
タイムギャップもとても少なくて、みんなにチャンスがあり、見ていてとても面白かったです。次回は10月24日にシリーズ第6戦があります。さらなるレベルアップを期待したいと思います。みなさん、沢山のエントリーが予想されますので、お早目のエントリーお待ちしております。