先週末は鈴鹿選手権がありました。チームからは6名が参加しました。
まずジュニアクラスのセナ君は瑞浪に比べて、鈴鹿の走行経験が少ないので、まだまだ安定して走れていない部分が多いので、経験値を上げる事が目標です。
さてセナ君のレースですが、タイトラで重量失格となってしまい、最後尾です。予選ヒートで巻き返したいところですが、スタートで接触して大きく遅れてしまいます。
そして決勝です。スタートではジャンプアップしますが、レースが落ち着くと徐々に順位を下げてしまいます。
レースウイークに走り始めた時からいくつかのコーナーで大きく遅れるシーンが多かったので、決勝でもやはり失うタイムがまだまだ大きい様子です。
しかし、終盤にはかなり良さそうに走れていたので、しっかりと1レース分のお勉強が出来たと思います。メインの瑞浪でレベルアップしてくれている事に期待したいと思います。
ナオさんとマコちゃん、ヤマシタさんの3人はタイトラで良いタイムが出せずに、ナオさんの11位が最上位です。
予選ヒートではナオさんとマコちゃんがスタートの混乱に巻き込まれてストップ、再スタートしますが、マコちゃんが12位でナオさんが15位です。ヤマシタさんは混乱を上手くすり抜けて9位で決勝に進みます。
そして決勝です。ヤマシタさんがスタートでエンジンがかぶってしまい、その後ろのドライバーが一気に遅れてしまいます。その中にナオさんも含まれていて、二人でかなり後方まで落ちてしまいます。
マコちゃんは反対の列だったので、順調にスタートを切りましたが裏ストレートで接触して、そのままリタイヤとなってしまいます。
ナオさんは後方からどんどんと抜いて上がりますが、7位まで上がったところでチェッカーです。表彰式に出れる6位までもう一歩だったと思っていましたが、上位の選手に危険行為のペナルティが出されます。
さらにエンジン規定違反の選手も出て、ナオさんの最終リザルトは5位でした。タイトラ、予選、決勝と後方を走る事が多かったナオさんでしたが、最後は5位まで上げてくるあたりは流石と言えると思います。
ヤマシタさんの決勝は、接触もあり、前回のような強いレースにはなりませんでした。難しい路面に諸々と合わせきれなかったのが厳しいレースになった要因のようです。レースは難しいので、そんな時もあります。また次に期待したいと思います。
マスダ君のクラスですが、タイトラで5位とまずまずな順位を確保します。予選ヒートでは7位まで下げてしまいますが、決勝ではスタートで上がって5位争いが終盤まで続きます。
そしてファイナルラップは背中に背負った選手に飛び込まれる隙を与えずに5位でフイニッシュです。鈴鹿に参戦し始めて初めての表彰式です。
マスダ君の嬉しい初入賞に僕も続きたいところですが、タイトラでしくじって、20位です。そんなに大きなミスはしていませんが、なにしろタイムが拮抗しているので、あとコンマ2秒ほど速ければ10以内だったようです。あいかわらず鈴鹿のMAXのレベルは高いですね。
気を取り直して、予選です。スタートでは数台を抜きますが、荒れたレースで接触を避けていると、結局は順位を下げてしまい20位まで逆戻りです。
今回は新しいシャーシの方向性に悩み、エンジンも決まっていないため、そもそものスピードが足りていません。決勝は思い切ったセット変更を施して臨みます。
決勝がスタートして、今度も上手くスタートで順位を上げます。2周を終了した時には10台ほど抜いて、10位まで順位を上げます。
施したセット変更はエンジン的に少し上向いたようですが、シャーシは逆に向いたようで、とにかくアクセルを開けられません。最後は11位でフィニッシュでした。
前回の瑞浪にアルマンドさんが来日されて、その時にシャーシの方向性の話を聞きました。グリップレベルが高い、低いと単純な話では済まないのがシャーシセットの難しいところで、今回の鈴鹿でまた貴重なお勉強が出来ました。
夏の鈴鹿が終わると、一気に秋になって、秋はいよいよMAXフェスティバルです。昨年は僕的には悔しい結果に終わったので、今年はみんなで頑張りたいと思います。