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2011年05月の記事は以下のとおりです。

モナコ♪

今週はモナコGPですね。先週のスペインも、最後の最後でベッテルとハミルトンのバトルは面白かったですね。二人ともタイヤが苦しくて、旋回中にアンダーステアでベストラインから外れていくのが解って、あれが、1秒以内のトップ2の争いなんだから、やっぱり今年のF-1は、見所満載ですね。

最後はベッテルが逃げ切った訳ですが、昨年のベッテルとは違って、乱れる事なく、成長が伺えましたね。

天才なのは解り切っていますが、最年少チャンピオンが自信も付けて、安定度も上がっちゃったら、ちょっと付け入る隙がありませんね。

シューミーは久しぶりにロズベルグの前でフィニッシュしましたが、チームメイト相手に、メチャメチャ厳しいブロックをかましていて、見ていて美しくないですね。今のパフォーマンスなら、本当にやめた方が良いかもしれませんね。ファンはあんなシューミーは見たくないですね、きっと。

さて、モナコのフリー走行の結果も出ていましたが、モナコはドライバーズサーキットです。腕が自慢のF-1ドライバーの中で、本当の本物がモナコウイナーなので、ここでの1勝はちょっと、違うんでしょうね。

DRSもあまり効かないみたいだし、抜きどころの少ないモナコで可夢偉君がどんなレースをするのか楽しみですね。

今年はKERSやDRSの影響でパッシングが増えたので、可夢偉君のパッシングが目立たなくなりましたが、彼の抜き方はカートのようなので、あの抜き方なら、モナコでも抜けます。誰もが抜きあぐねる、モナコで可夢偉君だけが、バシバシ抜いたら、また一歩、トップチームに近づけると思います。是非、頑張ってもらいたいですね。

  • 2011/05/27 14:19

ウエットレース

昨日の白糸レンタルレースは午前中の耐久はくもり空でしたが、なんとかドライでレースが出来ました。しかし、午後のスプリントは予選ヒートが始まる頃には、ポツポツと雨が降り始めて、決勝はしっかりとウエットコンディションになってしまいました。でも、このウエットが練習になるし、面白いしで、なかなか好評です。

さて、まずは耐久ですが、ランキング的には一歩抜け出した感じのAMTですが、今シーズンは11戦あるので、まだまだ他のチームも追撃可能です。

タイトラが終わって、このところ、タイム的には好調の「チームこども」がポールポジションを獲得します。そのまま予選も制して、決勝のポール獲得です。

「AMT」や「王子&ヤマシタペア」も順当に上位に付けて、決勝がスタートします。

レースは波乱も無く、スピードのある「チームこども」がグングンと逃げて行きます。バックマーカーが現れてからも、苦手だったパッシングも制度を増して、およそ隙がありません。

そして、そのまま「チームこども」が、ぶっちぎりでゴール。今期初優勝を飾ります。

2位争いは、急激に実力を上げてきた、「マズダオカモト」と「AMT」、さらに「王子&ヤマシタペア」が僅差で争いますが、やはり地力のある「AMT」が2位に入り、3位には「マスダオカモト」が入りました。

これにより、ランキングでは「AMT」がまたポイント差を広げた形ですが、今回優勝の「チームこども」も追い上げ開始のようなので、今年も最後まで楽しめそうです。

そして、スプリントですが、今回からフレッシュマンとエキスパートに分けてのレースです。

まずはフレッシュマンのタイトラですが、ブランク開けのサクライ君が嬉しい初ポールを獲得します。2位に伝説の男ヤマグチ君です。サクライ君とヤマグチ君の二人はエキスパートでも良かったのですが、二人ともブランクがあるので、今回はフレッシュマンです。

予選がスタートする直前に雨が落ち始めて、ポールスタートのサクライ君は雨にやられて、5位まで落ちてしまいます。

変わって、トップに立ったのが、ヤマグチ君で2位にオカモトさん、3位には初出場のナカノ(ヒデ)さんが入ります。

そして、決勝ですが、かなりの雨量の中、スタートが切られて、みんな順位を上げたいけれど、水に乗ってしまえばすぐにスピンの恐怖の中で、それでもあまりコースオフもスピンもなく、周回が進みます。

序盤にヤマグチ君とオカモトさんが争いますが、ヤマグチ君が抜け出して、そのままトップチェッカーを受けます。彼にしてみると、本当に久しぶりのレースでしたが、復帰戦で嬉しい優勝となりました。

2位にはオカモトさんが入り、3位にはマエジマ君が後方から追い上げて、嬉しい表彰台です。

次にエキスパートですが、タイトラが終わって、やはり強いのはミッフーです。続いて、僕の甥っ子のショウ、ランキングトップのガクちゃんさんはかなり後方に沈みます。

しかし、コンマ1秒に4台も入る僅差ですので、決して遅い訳ではなくて、得意の雨になれば、後方からでも一気にトップ争いに加わって来そうです。

予選がスタートして、やはり雨の中、ガクちゃんさんが素晴らしいペースで上がって来ます。前にもこのブログで彼については紹介したのですが、雨の中で難しいパッシングも綺麗に決めて、最後はトップのすぐ後ろまで張り付いてゴールです。

ガクちゃんさんの猛追を受けても、焦ることなく、トップでチェッカーを受けたのがオオキ君で、ウエット路面をスリックで走る難しい局面を冷静に走りきりました。

3位にはこれもレーシングカートの修行のために出ているヤマシタさんが入ります。

そして、決勝がスタートします。予選のガクちゃんさんを見る限り、オオキ君、危うしって感じですが、スタートでヤマシタさんが2位に上がり、その間にかなりのマージンを築く事に成功します。

白糸スプリントは予選と決勝で抽選を行いますので、予選とは違うカートで決勝に臨む事になるのですが、オオキ君は予選と同じカートを引き当てます。その事もあって、ガクちゃんさんが2位に立っても、予選のように一気には差が詰まりません。

ガクちゃんさんが、決勝のマシン特性を掴んでからは、やはり急激に差がつまり始めます。しかし、予選同様に、最終ラップですぐ後ろまで詰め寄られますが、パッシングまでは至らずに、難しいレースをオオキ君が制しました。彼もまたヤマシタさん同様に修行のためにレンタルレースに出ているのですが、確実に実力を付けていると思います。

そして、3位は、やはり後方からの追い上げで、みんなを唸らせた王子が入りました。スタート直後の1コーナーで多重クラッシュに巻き込まれて、再スタートしての3位なので、あれが無ければと思われたレースでした。王子もそうですが、パッシングの精度はあきらかにレンタルカートレースに出始めた頃とは比べ物にならないくらい上達しました。バトルでの強さも同様です。レーシングのレースに出るのは資金的に厳しい時はレンタルレースで十分に修行になるんだと彼らの成長を見ていると思います。7月の鈴鹿は王子やオオキ君、ヤマシタさんが良いレースをしてくれると良いですね。

  • 2011/05/23 15:35

甘い誘惑

6月5日はポルシェクラブさんの貸切走行が入っています。当初の予定では、終日貸切だったのですが、スケジュールの都合で午前中だけとなりました。したがって、午後はレンタルカートのみ通常営業します。

その打ち合わせで、先ほどまでポルシェクラブの重鎮さん達と打ち合わせしていたのですが、レンタルカートイベントの打ち合わせは、比較的、スムーズに終わって、後は、ポルシェの素晴らしさを伺っていました。

当然、ポルシェのオーナーさんなので、現在、所有のポルシェや過去に所有していたポルシェの話やらで、聞いていて、すっかりポルシェが欲しくなってしまいました。

欲しくなっても、おいそれと買える代物ではありませんが、僕のような庶民で、さらにポルシェ初心者にお勧めのポルシェまで伺っちゃって、ほとんど、買う気満々です。

買う気満々って言っても、近々はとても無理なので、近い将来、ポルシェオーナーになるのを目標に頑張るって感じです。

しかし、世の中には羨ましい方達がいるんですよね。まぁ、お仕事も頑張っているから所有出来るんだと思うので、やっぱり必死でがんばるしかないですね。

そういえば、あいつがフェラーリを買ったな。さて、あいつとは誰でしょう??(匿名なので言えません♪)

  • 2011/05/20 21:42

ピットイン多すぎ。

今年のF-1はピレリタイヤになったり、パッシングを多くするためのメカが搭載されたりして、賛否両論あるみたいですが、賛成派も多いようです。

しかし、ちょっとピットイン回数が多すぎるように思います。タイヤ交換のタイミングをチーム側が計算して、ベストと思える作戦をとるのですが、これが裏目に出ると、勝敗を左右してしまいます。

F-1はドライバーだけの戦いではなくて、マシン性能やチーム戦略もクローズアップされるべきですが、あまり前面に出すぎると、ちょっと興ざめしてしまうような気がします。

タイヤ交換が4回もあると、そこでのロスや戦略ミスなどで、勝負が決まる事も出てきます。モーターレーシングはやはり運転手の勝負で勝敗を決して欲しいので、あまり多い、タイヤ交換はちょっとって感じです。

白糸レンタルもピット戦略で勝敗が変わる事もありますが、そこは回避出来る範囲になってると思うので、勝負はドライバーがコース上で決してくれるように配慮したつもりです。

F-1のピット回数はさておき、全体的にはパッシングも増えて、面白くなったと思うのですが、あのDRSは物凄い威力ですね。以前は、最終コーナーでスリップに入っても、あとひと伸び無くて、抜け切れないなんてシーンが多かったですが、DRSを作動させると、クラス違いのように一気に抜いていきますね。それだけ、コーナーでのダウンフォースが効きまくっているって事ですね。

しかし、ドライバーはKERSのスイッチやらDRSのスイッチやらを忙しく操作するんだから、大変ですよね。それもトップスピードで300キロを遥かに越える領域ですから、ちょっと危ないような気もしますね。

まぁ、F-1ドライバーなんで、常人ではありません。だからなんて事ないのかもしれませんね。


今週はスペインGPです。ここまでは昨年以上にレッドブルが強いですね。特にベッテルはちょっと速すぎです。さらに予選の速さはかなりの差になっているので、しばらくはポールシッターの席はベッテル様専用かもしれません。

今週末も昼は白糸レンタルレースで夜はF-1で楽しみましょう♪

  • 2011/05/17 20:41

シューミー、ヤバイかも。。。。

トルコGPで可夢偉君がまた頑張りましたね。そろそろ本当にトップチームに移籍もありえる注目度ですね。

しかし、シューミーは気の毒なくらい、みんなにボコボコにされていましたね。僕の感じとしては、みんなが綺麗にシューミーをパッシング出来ないのは、そんなにゲキ遅くはないので、どうしても多少はムリムリに行かないと、抜けないからだと思います。

レース後に、「レースが楽しくない。」って発言していましたが、そりゃそうでしょ!って思います。

当然のようにプライドは山のように高いはずですし、チームメイトに及ばない自分にムカついてもいるはずです。他のドライバーは接触しながら自分を抜いていくんだから、あれで、「レースはやっぱり、楽しい♪」って言ってたら変態ですよね。

つい最近、セナの映画をDVDで見たのですが、セナが事故死する直前に、セナを追い詰めていたのが、新人のシューミーで、セナは自分はまだまだやれると思う反面、自分よりも若い、脅威の新人、シューミーの出現にプレッシャーを感じていたのかもしれません。

セナの映画はプロストとの確執や、ちょっと他のF-1ドライバーに溶け込めない苦悩なんかが描かれているのですが、オンタイムで見ていたはずなのに、結構、忘れてしまっていた事実を思い出させてくれました。

印象的だったのは、セナがインタビューを受けて、「誰が一番のライバルか?」みたいな質問に、セナが答えたのですが、その答えが、初めてカートレースでブラジル以外の土地に行って戦った世界戦での事を挙げていて、「その頃が一番、純粋にレースを楽しめていた。」って事のようでした。

F-1に出てからのセナは政治的な背景がかなり重要視されるF-1に嫌気がさしていたようです。

そんなセナが亡くなって、次のスーパースターがシューミーです。セナよりも政治的なF-1界で上手く立ち回ったシューミーはセナよりも長く王座に君臨しましたが、時代の流れには勝てずに、引退しました。

昨年からF-1に復帰したシューミーは、もしかしたら、セナのように純粋にレースが楽しみたかったのかもしれませんね。

やっぱり、カートレースが一番です。それも、あまりお金が掛かり過ぎないクラスが良いですね。あまりお金が掛かりすぎたり、高額な賞金やスカラシップが掛かっていると、本当の意味でのレースの楽しさが損なわれてしまうと思います。何事もバランスが大事って事ですね。

さて、来週はグッドバランスの白糸レンタルの第4戦です。みんなで楽しみましょう♪

  • 2011/05/11 22:21

伝説の男、遂に現る!

グレンブルーレーシングが発足して、16年が過ぎましたが、過去にチームに所属していて、代々、語り継がれている伝説の男が何人かいるのですが、その中で文句無く、ぶっちぎりで逸話が多いのがヤマグチ君です。

彼の事を知らないチーム員に彼の逸話を話して聞かせると、みんな、「ヤマグチさんに会ってみたい!!」と人気抜群です。

しかし、レーシングカートから離れて久しい彼は、結婚の報告に来てくれたのを最後に、ショップにも顔を出さずに、かれこれ、10年が経とうとしています。

昨年から、レンタルカートのレースが始まって、沢山の元チーム員がレンタルレースに復帰してくれて、みんなとても楽しくレースしてくれています。

そんな中、僕は「ヤマグチ君にもなんとか連絡を取って、またみんなと楽しくレースが出来れば良いのに。」と思っていました。

しかし、連絡を付けられずに1年が経過しましたが、なんと!今日、思いっきり久しぶりに来店してくれました。何時の間にか2児の父となって、忙しい毎日を送っているようですが、封印していたカートに最近、乗ってしまったらしく、一度、乗ってしまえば、我慢するのは難しく、お店に遊びに来てくれました。

これからまた、レンタルレースやチームのイベントに参加してくれると思うので、現役のチーム員は念願のヤマグチ君に会えると思います。お楽しみに♪

  • 2011/05/06 21:42

白糸マンデーレース第3戦

昨日は白糸マンデーレースがありました。天気も良くて、風も無かったので、最高のレース日和でした。

まずは、耐久レースですが、ランキングで「桃園レーシング」さんと「NLS」さんが同点で並んでいますので、今回でどちらかがトップに立つか、または違うチームが台頭してくるのかと、なかなか面白くなっています。

タイトラが終わって、本命の「桃園」さんが、ちょっと不調です。レギュラー戦、ランキングトップの「AMT」はやはりスピードがあります。それに「NLS」も順調に上位です。

予選をトップで通過したのは「AMT」なのですが、決勝は最後尾からのスタートを選択して、レベルアップに努めるようです。

その結果、ポールスタートは「NLS」です。ライバルの「桃園」さんはかなり後方からのスタートです。

しかし、レースが進むにつれて、「桃園」さんが上位に上がってきます。トップ争いは最後尾から追い上げてきた「AMT」と」「NLS」の一騎打ちだったのですが、残り時間僅かになって、遂に、「桃園」さんがトップ争いに加わってきます。

そして、最後のドライバー交代が終わったところで、トップに立ったのが、予選までの不調を跳ね返した「桃園」さんで、そのままゴールとなりました。(みんなで桃園マジックと名づけました。)

2位には「AMT」が入り、「NLS」が3位でした。この結果、3戦を終えて、ランキング的には「桃園レーシング」さんが一歩リードした形です。

そして、午後のスプリントですが、今回は試験的に、いつもの抽選でのクラス分けではなくて、最初からフレッシュマンクラスとエキスパートクラスに分けました。

これは、予選で接触等で実力のあるドライバーがデビ2に行ってしまう事が多くあって、その結果、本来、デビ2で楽しくレースしたかった人がデビ1に行ってしまって、ビリ独走になったり、デビ2の表彰台をデビ1の実力者が独占してしまったりと、あまりよろしくない事になったりします。

予選で接触してしまうと、デビ2行きになる緊張感の中でレースするのも大事な事なので、難しいところですが、結論から言うと、今回の試みは大成功と言えました。

タイムトライアルから、僅差のレースになりましたし、バトルもボリュームがあって、とても良かったと思います。次回のレギュラー戦でもみなさんの意見を聞いて、実施できればして行きたいと思います。

さて、まずはフレッシュマンですが、フレッシュマンとエキスパートのボーダーラインで悩まれた、オオノさんがぶっちぎりの優勝となりました。2位には初参戦のセリザワ選手で、3位にはキウチ選手が入りました。みんな、実力の近い中でのバトルを楽しめたようです。
エキスパートは実力のあるドライバーが揃いましたが、最初に抜け出した王子と僕の甥っ子のシュンのマッチレースとなりました。抜きつ抜かれつのレースを展開した二人ですが、バトルになれば、やはり場数の違う王子に軍配が上がりました。3位にはこのところスピードを付けて来たアキヤマ君が入りました。

マンデーレースは今のところ、参加者が少ないのが悩みの種ですが、参加者のみなさんはとて楽しんでくれていて、ご自分たちの周りで参加出来る人がいないか探してくれているみたいです。本当にとてもありがたいなと思っています。

平日休みの人達にもレースの楽しさを味わってもらいたい思い、始めたマンデーレースですので、なんとか存続させて、レースするからには、沢山の人に参加してもらった方が、より楽しんでもらえると思いますので、これからも頑張って行きたいと思います。

そう言えば、マンデーレースの実力チーム、「桃園レーシング」さんが、頑張ってお休みを取って、日曜日のレギューラー戦に出場してくれるかもしれません。王子やミッフーと互角に走るチームだけに、出場してくれれば、面白いレースになると思います。

次のレースは22日のレギュラー戦です。エントリー受付開始していますので、沢山の人のエントリーをお待ちしています。

  • 2011/05/03 19:06

悪い流れを断ち切る事は。。。。

昨日の鈴鹿は天気に翻弄されたレースでした。

朝のタイトラはウエット路面でのスタートでした。しかし、路面に残っている水は僅かで、エアー圧を含めたセットが悩ましい感じです。

まず、僕ですが、新しいシャーシーになって、初めてのウエットですし、SLレインもほとんど初めてみたいなものなので、トレンタさんのアドバイスを参考にタイトラに臨みます。

しかし、グリップ感が思いっきり乏しく、さらにアクセルが戻らない症状が出て、貴重なアタックラップをスピンやコースアウトで2周もふいにしてしまいます。

カートをストップさせてしまうと、タイヤの温度が下がってしまって、すぐにはベストタイムが出せない為に、きちんと周回を重ねられれば、もう少しはマシなタイムが出せたと思うのですが、不本意な9位となります。

9番グリッドから予選をスタートするのですが、路面は完全なドライになって、全車スリックタイヤでグリッドに付きます。

レースクイーンのおねえさんが、1分前のボードを上げる頃に、急激に雨が落ちてきます。

嫌な展開のスタートですが、全員が同じ条件なので、仕方ありません。そのまま、スリックタイヤで濡れたコースに飛び出していきます。

スタートでの混乱がかなり心配されますが、思ったとおりに、1~2コーナーでイン側のカートが僕のところに、飛んできて、接触してしまい、大幅に順位を下げます。

仕切りなおしで、追いかけますが、フレッシュスリックに濡れた路面でのレースですから。コースアウトも続出して、その中を丁寧に抜いていきます。

なんとか、2位の選手が見えてきたのですが、僕の後ろから猛追してくる選手もいて、トップは逃げてしまっていたので、なんとか2位フィニッシュを目指します。

やがて、2位に立ちますが、痛恨のコースアウトを喫して、3位に落ちてしまい、その後は水量も増えましたし、ポールじゃないのであれば、2位よりも3位の方が良いので、あまり無理をせずに、3位でフィニッシュします。

決勝はヘビーウエットかも?と思ったのですが、またしても、路面は乾き始めて、タイトラで思うような走りが出来なかった状態とほとんど、同じ路面になってしまいます。

タイトラの状況から、考えられるセット変更を施して、決勝に向かいます。

決勝がスタートして、上手く2位に立ちます。その後はしばらく後続を引き離して、トップと2台で走ります。しかし、シャーシーは朝よりはかなり良くなったのですが、エンジンが上手く吹け上がりません。

ノイズボックスに水が浸入したのか、キャブセットを変更しても、好転せずに、やがてジリジリと引き離されて、最後は3位の選手に追い詰められますが、なんとか抜かれずに2位でフィニッシュ出来ました。

今回のレースはぎっくり腰に始まって、エンジン不調やセットを見失ったりと、ダメな流れにどっぷりと浸かってしまっていたのですが、終わってみると、なんとか2位でゴール出来ました。ランキングでもトップを守っていますし、2位の選手を若干、引き離す事も出来ました。

いつもは、どんなに調子良くても、ダメな流れに捕まると、どんな事をしても、良い結果に結び付けられなかったので、今回は珍しいこともあるもんだって感じです。これで3レースを終えて、優勝1回、2位を2回と表彰台を降りていません。残すレースは2レースです。このままトップを守れれば良いんですが、なかなか簡単ではありません。どんなクラスでもチェンピオンを獲るのは難しいです。速さだけでもダメですし、運も必要です。今回のレースのように、不調な時に上位で終わる事が大事です。しぶとく頑張ろうかなと思っています。

さて、マコちゃんとヤマシタさんのクラスですが、こちらも、天気がコロコロと変わるものだから、セットを追いつかせるのに必死です。タイトラはマコちゃんが3位のヤマシタさんが5位です。

予選は無難に切り抜けますが、決勝はまたしても、路面がかなり乾いてしまい、スリックもあるかも?って感じです。

しかし、二人とも、レインに賭けてグリッドに付きます。

決勝がスタートして、3位を走るマコちゃんですが、4位の選手の方がタイム的に速そうです。

しばらくは踏ん張るマコちゃんですが、堪えきれずに4位に落ちます。

ヤマシタさんは終盤まで5位を走りますが、後方からスリックギャンブルに賭けた選手が猛追してきます。

しかし、ヤマシタさんに追いついたけれども、なかなか抜けません。ラインを外す事に躊躇があるのか解りませんが、そのままファイナルラップに突入して、ヘアピンまでにヤマシタさんが抜かれる間合いは存在しなかったのですが、ファイナルラップって事もあり、ヤマシタさんはイン側をブロックしたラインを選び、前回のケンタのように、クロスを掛けられて、抜かれてしまいます。

最後は残念でしたが、雨の中でまずまずなレースが出来たのではないかと思います。

今回の章典は4位までだったので(いつもは6位までなのに。。。。)、全員で表彰式に出るのは惜しくも叶いませんでしたが、やはり成長著しいヤマシタさんでした。

次回の鈴鹿は7月です。若干のインターバルがありますので、しっかりとテストをして、万全の状態で臨みたいと思います。

  • 2011/05/02 17:38

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