ボス猿ブログ

昨日は鈴鹿に行ってきました。鈴鹿の開幕戦が２月半ばなので、コースはかなり混雑しています。

朝からクラス分けの中での走行となり、タイトな時間で細かく煮詰めていきます。

今回は、昨年の最終戦で曲がってしまったカートを修正したので、そのマラネロと、下取りで入庫したモルビドとの比較テストが第一の目的で、第２の目的が新しい点火システムを備えたニューエンジンのテストです。

まず、午前中にモルビド＋ニューエンジンで走りました。路面が冷えている事とタイヤがしょぼい事で、コースに留まるのも厳しい状況でしたが、アライメントの調整で、バランスは向上したので、エンジンのテストに専念します。

新しい点火システムの影響か、個体差なのか解りませんが、昨年までの僕のエンジンとは、かなりの違い感じて、それを補正しながらメニューを進めていきます。

午前中が終わる頃には、それなりの仕様になり、実戦に投入しても上位に食い込めそうな感じです。

午後からは、修正マラネロ＋昨年仕様エンジンで走ります。

午前中のモルビドは、とても良い動きをしていたので、午後の修正号に乗るのを考えちゃいましたが、きちんと走れば良しですし、ダメであれば、部品取り車に変身する事になるので、やはり予定通りに走る事にします。

最終戦であれだけ苦しまされたので、凍てつく路面で恐る恐るコースインします。

しかし、心配していた挙動は一切無くなっていて、とても素晴らしく走ります。午前中のモルビドも良かったのですが、修正号君も、素晴らしいタイムを叩き出します。

エンジンに関しても、午前中のニューエンジンよりも昨年のマイエンジンの方が、現段階では速いようで、シャーシーとエンジンの両方が良い感じに仕上がって、ほとんどレコードタイムまで詰める事が出来ました。昨日の状況を考えると、これはとても明るい状況と言えると思います。

しかし、僕の修正号君は最終戦の前にすでに曲がっていたようで、最終戦でとどめを刺された感じとなりましたが、以前から曲がりにくくはなっていました。タイムで負けていなかったので、あまり深刻に考えていませんでしたが、やはりきちんと寸法の出ているカートは乗りやすいですし、タイムもより出ますね。当たり前の事を再認識させられた感じです。

そんな訳で、修正号の良さが解ったので、午前中のモルビド＋ニューエンジンに戻して、最終セクションを走ります。

修正号君の方で体力作りのロングランもしましたし、タイヤはボロボロになってしまった事を考慮して、修正号＋旧エンジンのタイムに及ばなくても仕方ないのですが、一気にタイムが落ちてしまいます。原因はエンジンで、急激に走らなくなってしまいました。ピットで確認したところ、圧縮漏れが激しくて、時間も無かったし、ブローさせても困るので、そのまま終了となりました。

最後にニューエンジンが壊れましたが、仕切りなおしで、良いところをもっと探して行きたいと思います。

さて、昨日はトレンタさんのご好意でMAXエンジン＋MOJOにも乗ることが出来ました。

これは、トレンタさんが、謎の多い僕の事を研究してくれて、良い仕様が見つかったとの事で、その確認のための走行です。

久しぶりのMAX＋MOJOにシャーシーもマラネロでは無かったので、流す程度の走行に留めましたが、本当にきちんと走れそうです。

親分が仰るには、「ボス猿さん！これでまたMAXに乗れまっせ～」との事でした。

２年弱ぶりのMAX＋MOJOは、やはり面白く、タイムは速いし、面子も素晴らしいので、大いに魅力はありますが、じじいの僕は出るならセルオープンになるでしょう。セルオープン。。。MOJOなら良いのになぁ。