エントリー

2010年07月の記事は以下のとおりです。

そりゃ、怒るわ。

昨日のF-1は可夢偉君がまたしても頑張りましたね。特にタイヤ交換後にコースに戻ったところで真後ろにシューマッハーが来ていて、それをまだ温まっていないタイヤで抑えきったのは見事でしたね。

前戦のアロンソとブエミのパッシングもそうですが、彼は見せ場を作る機会に恵まれていますね。もちろん見せ場を作っているのは彼で、それをきっちりと良い結果に持っていっているのは素晴らしい事ですが、なかなか実力を示すチャンスに恵まれない事も多いと思うので、やはり彼は選ばれた人間なのかもしれませんね。

ところで、ベッテルとウエバーのクラッシュから二人の不仲説が浮上していましたが、今回またしても新しいウイングをベッテルだけに装着すると言う事件がありましたね。それも、ベッテル用のウイングが壊れたからって、ウエバーの車から外してベッテルに付けちゃったんだから、そりゃ、怒りますよね。

その結果、ポールはベッテルで2位にウエバーとなったもんだからウエバーにしたら、「あのウイングさえ。。。。」ってなりますね。

それでなくても、天才と呼ばれるベッテルがパートナーですから、相当頑張っていないと、負けちゃいそうです。常に張り詰めた気持ちでいるところにチームがベッテルの味方と解ってしまったんだから、「この怒りはいったい何処に?」ってなりますよね。

しかし、優勝はウエバーでした。ベッテルはスタートで失敗して接触もあって緊急タイヤ交換で最後尾。その後の混乱でポイント圏内まで帰ってきますが、やっとの8位。僕はベッテル嫌いじゃないですが、今回のレッドブルがウエバーにやっちゃった仕打ちはやはり良い感じはしませんでしたから、ウエバーが勝って、ベッテルが下位に沈んだのはちょっと「天罰?」と思っちゃいますね。

それとは別に、アロンソとマッサのコンビも厳しいですね。最初はそんなに差は無かったと思ったのですが、最近のマッサはアロンソにまったく歯が立ちません。レーシングドライバーは自信の塊みたいなもんですから、「あいつには勝てない。」なんて思ったら、それでおしまいです。

マッサも好きなドライバーじゃありませんが、アロンソを嫌いなので、なんとなくマッサを応援しちゃいます。励ましのお便りとか書いちゃおうかと思うくらいです。

しかし、F-1ドライバーは選りすぐりのエリートで、みんなが優れているのに、その中でも当然、より優れている人がいるんですよね。厳しい世界です。

レースが面白いのは、自分の力を試せる事ですね。悪い結果の時には、「俺の実力ってこんな程度?」と落ち込みそうになるし、良い結果の時にはその分の喜びがあるわけです。

ダメなレースで自信を失いかけた時に、「根拠はないけど、自分の実力はこんなもんじゃない!」って強く思えるようにならなくてはいけません。それはとても大事な事です。その自信はどうしたら持てるのか?それは、どのくらいレースに情熱を持っているか?だと思います。

初心者の内はどうしてもタイムを目安にしちゃいます。タイムが出ると自信が持てて、タイムが出ないと、「なんだかダメかも。。。。」ってなります。でも、本当はどれだけ練習したのか?または、忙しい合間を縫って、準備をちゃんとしたとかの方が、大事なんですよね。「やれる事はみんなやった。」と本当に思えれば、それが意外と自信になったりします。レースはコースで走る事だけではなくて、前のレースが終わったらすぐに次のレースが始まるって感じですかね。だから、コースで争っているのは仕上げであって、その前の段階のほうが、長くて大変なんですね。

今週末は鈴鹿です。自信満々とは程遠い状況ですが、今の自分に出来る精一杯ではあります。少しでも前戦よりも良いレースがしたいと思います。

  • 2010/07/12 21:47

お勉強。

カペタを読んでいる人は現在、F-3に出場するカペタとライバルの金田選手とのバトルのシーンを記憶している人もいると思いますが、カペタがF-3で初優勝する雨の茂木でのレースで、ライバルの金田選手のお父さんが金田君の昔の不良仲間に「レースは一から十まで頭の勝負や!」ってなコメントがあります。

そうなんですよね~。レースはまさに頭の勝負です。ここで言うところの頭の良さの中には、レーシングスピードで物事を考えると言う、難しい部分も含まれますが、それ以外でも、ピットで受ける指示も一を聞いて、十を知るようなドライバーはやはり頭の良いドライバーと言う事になります。

レースの合間のタイトな時間に色々な例え話を駆使して、解り易く、噛み砕いて説明しないと理解出来ないようでは、「コイツは使えないな。」となってしまいます。

学校のお勉強もそうですね。授業を聞いていて、それだけである程度、頭に入っている人と授業のスピードに付いていけなくて、なんのことやらさっぱり解らないなんて人は、後でガッツリ自主勉強をしないと、一気におバカさんの仲間入りとなってしまいます。

では、どうしたら、相手の言葉が頭にしっかりと入るのか?

それには、まず日本語のお勉強が必要です。国語ではありません。日本語のお勉強です。

日本語が不得意では、英語はますます難しいですね。だって、英語を覚えるのに、説明は日本語で受けるのですから、日本語が苦手では厳しくて当然です。

数学も生物もみんなそうです。基本は、日本語の読解力がない人はどうしても苦戦してしまいます。

そこで、僕がチームのジュニア君にいつも言う事があるのですが、それは、「ともかく、好きなジャンルで良いので、本を読む事。」

これは、本当に効きます。お勉強をする時に、教科書や参考書を読むわけですが、1回読んで頭に入るのと、何回も読まないと頭に入らない人では、進むスピードも違います。嫌いな教科書を少ない回数読めば良いとなると、結果的に自分が楽になります。

好きなジャンルの本なら、そんなに辛くはないと思います。それで練習が十分に出来ます。

読む力が身に付くと、色々な言い回しも頭の中に入るようになります。その結果、聞く力も育ちます。

どうですか?ジュニアじゃなくても良いんですよ。大人になってからでも間に合います。仕事で覚える事も沢山ありますが、覚える事の達人になれれば、仕事の時間を短縮出来ます。

好きなジャンルの本を読む。こんな事で自分が変われるのだとしたら、ちょっと頑張っちゃおうと思いませんか?

お金を掛けなくても、自分のレベルを上げることは出来ます。僕の進める読書はひとつの案に過ぎません。自分を一段、高いステージに上がる為に、何が有効なのか?それを考えるのにお金は掛かりません。そんな努力もしないで、「俺はお金が無いから、努力しても無駄だ。」なんて言っているヤツはそのままのポジションにいて下さい。向上心を持って、今の自分に何が出来るのか?と常に自分を高める為の方法を考えるのも、素晴らしい事です。

レースは頭の勝負です。体を鍛えて、頭も鍛えて、バランスの良いドライバーを目指しましょう。(最近、歳を取ってきて、頭も体もキレがなくなって来たボス猿は読書、読書の毎日です。出来る事をコツコツと。。。。)

  • 2010/07/09 19:17

忘れてはいけないもの

現在、レースに出場しているチーム員はその費用の捻出に四苦八苦しているのですが、ジュニア君達は当然ながら、親御さんの支援でレース参戦しています。

カートレースと言えども、本格的に優勝を目指して戦う、もしくは将来はプロドライバーを目指すなんて事だと、参戦費用に天井がないかもと思えるほどです。

誰もが、潤沢な資金があるわけではありません。僕もそうでした。全日本FSAに参戦していた頃はあたりまえのように千万単位の参戦費用を投じているライバル達に、僕は人には恥ずかしくて言えないほどの金額で戦っていました。

そんな中で、現在F-1で活躍するハミルトンとロズベルグがチーム マクレーレンからワールドカップに参戦した時に、僕も一緒のレースに出場しました。当時15歳だった彼等の年間参戦費用が2億円と知って、「カートのレースに2億って!」と思いっきり驚いたのを覚えています。

しかも、「カートレースなのに、マクラーレンって!」って2度目の驚きです。

そして、もっと驚いたのが、15歳の彼等はプロドライバーとしてお金をもらってレースに出ていた事です。だから、当然のようにメディアの対応にもプロとして、しっかりと受け答えしていて、その意識の高さに感心させられました。

そんな話を聞くと、才能のあるドライバーは苦労もせずに、良いチームで潤沢な資金でレースに出れて良いなと思うかもしれません。

でも、どんな世界でもそうですが、プロはやはり厳しいんです。お金をもらう以上、結果を求められます。結果が出なければチームから放出されます。今の自分を維持するためには常に、努力は怠れません。

ハミルトンとかニコの話だと、あまりにも世界が違い過ぎて、自分と照らし合わせ辛いですが、基本は同じです。

誰かの支援を受けるって事は易しい事ではありません。それはジュニアであっても同じことです。親御さんの支援を当たり前と思っていてはダメです。自分がどんなに恵まれているのか、またその恩恵をただ受けるだけではダメなんだと気づきましょう。

何故、自分のためにお金を使ってくれるのか?何故、貴重なお休みを自分のレースのために充ててくれるのか?親子だからと甘えていてはダメなんです。

僕のレースは前にも書きましたが、スポンサー様からの費用で助けられてきました。他人のためにお金を使うのは特殊な事です。カートレースのスポンサーになっても宣伝効果は薄いからです。それでも、スポンサーになって、支えてくれた企業様には今も感謝の気持ちで一杯です。スポンサーさんだけではありません。長年、僕のエンジンを担当してくれた、加藤さんは金銭的に苦しい僕を見かねて、安いメンテナンス費用にレースサポートもほとんど、ただ働き同然で応援してくれました。

こんな風に、自分を支えてくれる味方の事を大事にしなければなりません。自分のために何かをしてくれた人に最初はありがたいと思っても、それが麻痺して、だんだんと当たり前になって来てしまってはダメです。

レースは一人では出来ません。自分を支えてくれる人の存在に対して、感謝の気持ちを忘れてはいけないって事ですね。

さらに言えば、結果で恩返し出来る時もありますが、上手く行かないレースもあります。それでも支援してくれる仲間や親御さんに「次に頑張れば良いんだよ。」と言ってもらうためには、精一杯の努力を怠らない事です。

100パーセントの努力をしても結果が出ないのがレースです。でも、本気の努力が見られないとなると、応援している周りの人はどう思うでしょうか?自分がレース参戦出来ている事の感謝とそれに報いるための努力を怠ってはいけません。

特に親御さんの支援を受けているドライバーは親子と言うことで甘えてしまいがちですが、それではダメです。レースに向けて、出来る限りの努力をするのは当たり前ですが、感謝の気持ちもちゃんと伝えなければなりません。言葉にするのが照れくさいのであれば、何か行動で示すのも良いと思います。一般の子供に掛けるお金とは単位が違う金額を支援してもらっているのだから、自分が出来る家の仕事は積極的に手伝いましょう。

レースで勝つのは簡単ではありません。技術だけではダメですし、気持ちだけでもダメです。運も必要ですが、ラッキーだけで優勝は難しいです。全てをバランス良く持つには人間的に成長しなければなりません。最後の最後で勝敗を分けるのはこういった部分です。

大人になっても忘れてはいけない部分です。レースって本当に難しい、だからこそ優勝した時の喜びも大きいんですね。

これを、読んだチーム員はもう一度、自分に当てはめて見て下さい。胸を張って、自分は頑張っていると断言出来る人以外は、今日から心を入れ替えて、初心に帰り、初めてカートに乗った日の事を思い返しましょう。これからレースが出来る喜び、それを与えてくれたのが誰なのか?そう思えば、くだらない口答えなんてしてられなくなるはずです。感謝の気持ちは絶対に忘れてはいけないものって事ですね。

そういう訳で、チーム代表として、親御さんに聞き苦しい受け答えを発見した場合はトイレのスリッパで後ろから、しばきますのでそのつもりで♪

  • 2010/07/08 21:41

何でなんだろう?

今日も雨の中、レンタルカートのお客様が走りました。最近、毎週必ず遊びに来てくれている3人組さんなのですが、そろそろレースに出場するようです。

ここで疑問が生まれます。レンタルカートのお客様はかなりの確立でレースを目指します。ですが、レーシングカートのお客様をレースにお誘いしても、なかなか出場してくれません。

この差はいったい何故なんでしょうか?

現在の白糸シリーズはレーシングカートのクラスとレンタルのクラスの併催で行われているのですが、レーシングカートに出場するドライバーはかなり節約モードです。ですが、それでも一日、練習する走行費用よりもレースエントリー費の方が高いです。

レンタルカートのみなさんもそれは同じで、練習走行の費用よりもエントリー費の方がやはり高いです。

レーシングの方はレースだからタイヤをフレッシュにしたいとかあると、ますます差が出ますが、そうしなければ多少の差額でレースに出れます。

レーシングカートの人達の方が、マニアック度は高いはずなんですが、レンタルカートの方達の方が、レースを目指す人が多いのはどうしてでしょうか?

やはり金額の問題でしょうか?僕はなんとなく違う気がします。

そもそも僕が初めてカート乗った時には、とにかくすぐにでもレースに出たかったんです。自分がどの程度速いのかとかまったく考えませんでした。そして、カートに乗り始めてすぐにレース出場したのですが、今と違ってレース人口も多く、僕が参加したクラスは予選落ちも出るほど、盛況でした。

当然、初めてのレースで右も左も解らなかったので、まとものレースになるなんて思っていませんでした。間違って予選を通れば楽しいな、ぐらいに思っていた記憶があります。

今のレンタルカーターさん達がまさにそんな感じです。「僕なんかじゃ、ビリの方ですか?」とか心配されながらも、レースに出たいと思う気持ちは強いようです。

初めの疑問に戻りますが、レーシングカートのみなさんはプライドが高いのかもしれません。レースに出るからには、良いポジションを走りたい。そのためには、フレッシュタイヤを使いたいし、エンジンだってオーバーホールしたい。フレームも最新鋭の物が欲しい。そんな事を考えていると、お金が掛かって、なかなかレース出場までたどり着けません。そうして、「やっぱりレースはやめとこう。」となるのかもしれません。

そう考えると、レンタルカートのレースは多少の個体差はあっても極力、ラップタイムを揃えてありますので、エントリー費用さえ、捻出すれば、楽しくレースが出来ます。初めから優勝出来なくても、楽しめればそれで良いんじゃないか。となっているような気がします。

こんなると、レーシングカートの人口はなかなか増えないのに、今年から始めたレンタルカートのレースが凄いスピードで増えているのもそれなりに解る気がしますね。

でも、レーシングカートのレースに狂ってきた僕にはレーシングカートレースの本当の魅力を解ってくれたら、もっと沢山の人が気軽にレースに参加してくれるのにと思います。しかし、マニアックなレーシングカート乗りにはどうやって説明してもなかなか解って貰えません。あんまり薦めすぎると、「ボス猿のヤツはレース、レースってうざい!」って思われたくはないので、難しいですね。

とりあえず、レンタルカートの人たちの殆どがレースを目指してくれているのはとても嬉しいです。レースに出場してくれた方は、レースで良い結果を獲得するためにより一生懸命になります。やがて、ただ走るだけではつまらなくなって来ます。でも、レースのために苦手なコーナーの克服を頑張るんです。何故、頑張るのか?それは速く走りたいからではありません。レースで良い結果を出したいからです。レースはタイムなんか関係ありません。いくら速くてもレースに勝つための強さが無ければどうにもなりません。その辺りは練習走行しかしていない人達には解らない部分で、そこにこそレーシングカートの面白さが集約されています。

現在、レース参加者がどんどんと増えているレンタルカートですが、レースの難しさや面白さが解ってもらえていると思うので、これからももっと増えそうです。そうなるとレーシングカートとのギャップがますます開いてしまいそうで心配です。

僕の理想は、レンタルカートからレースの世界に入ってもらって、よりハイレベルなレーシングカートの方にステップアップしてくれるようになる事です。そうなるとレーシングカートのレースも参加台数が増加して、もっと面白いレースになると思います。

白糸レンタルカートレースからレーシングカートのレースにステップアップする第1号は誰でしょう♪

  • 2010/07/07 20:37

勉強熱心

日曜日にレースだったので、流石に今週はレースが終わったばかりですから、走りに来てくれる人も少ないと思われたのですが、今日は先日のレース参加者さんが練習に来てくれました。

軽い気持ちで始められるレンタルカートのレースですが、始めたからには優勝したいと思うのは当然です。

レーシングカートもそうですが、最初は走るたびにタイムが上がります。しかし、何時もでも上がる訳もなく、何時しか走っても走っても、タイムアップしない時が来ます。

それがトップタイムなら、そのカテゴリーの限界って事になるかもしれませんが、だいたいの場合はもっと速いタイムを刻むドライバーがいて、その人とのタイムギャップに頭を悩ます事になります。

どうしたら、今よりも速いタイムを出せるのか?どの部分が遅いのか?悩みは尽きません。

今日のみなさんも、コーナーの攻め方なんかを質問して来てくれましたが、走行していて、自分では気が付かない事を誰かに教えてもらえる事は問題解決の糸口になったりします。

レンタルもレーシングも基本は同じなのですが、良いタイム出そうとすると、ほとんどのドライバーがコーナーの進入速度を上げようとブレーキングを極限まで我慢したりします。

ブレーキングを頑張ると、マシンは暴れだそうとします。それを捻じ伏せて走るのは頑張っている感もあり、その満足感で「かなり攻めて走ってます!」ってなります。

ところが、ブレーキングで奥まで進入してくると、結果的にアクセルを開けるポイントが遅くなります。アクセルを開けている時間を長く取れれば良いとみんなが思うはずですが、結果はブレーキを我慢する方向に頑張ってしまいます。

例えば、自転車で坂道を上る時には、上り坂の途中からペダルを漕ぎ出すのは大変です。平坦な道から勢いを付けて、坂道を一気に駆け上がりたいと思いませんか?

この助走部分がコーナーリングの前半にしっかりと稼げるかは大きなポイントです。

これから長い直線が始まる最終コーナーでブレーキングを我慢した結果、エンジン回転のボトムが下がってしまったのでは、助走がないのと同じです。

この辺りの意識を変えることによって、タイムが上がったりします。

こんな風に、自分ではタイムを縮めるためにと思っている事が意外なことにタイムダウンの元凶だったりする事はよくあります。

視点を変えれば気が付くことが沢山あります。柔軟な頭はどんな世界でも大事って事ですね。

さて、今月は僕の鈴鹿があります。最近はあまり良いレースが出来ていませんが、問題点を分析してどこかに答えが必ずあるはずなので、そろそろ謎を解き明かしたいと思います。

あまり、確信はないのですが、先日、夜中に飛び起きて閃いた事があります。その時は寝ぼけていましたし、夜中と言う事もあって、「絶対に間違いない!!」と強く確信したのですが、冷静になると、「そうだったら良いな♪」くらいにトーンダウンしました。

今回の鈴鹿でまず試してみたいと思います。低速から高速まで思ったようにエンジンが回ってくれたらと考えると楽しみですが、なかなか思ったようにはならないもんです。過度の期待は持たないようにしようと思います♪

  • 2010/07/06 20:33

白糸シリーズ第4戦

昨日の白糸はとても暑くて、ちょっとヤバイくらいでした。今年からリニューアルした白糸シリーズも第4戦を迎えて、参加台数も増加しているために、駐車場も一杯です。(レーシングカートの参加台数は増えていないのですが。。。。)

参加者が増えると、活気も出てきてちょっとしたお祭りみたいで良い感じです。白糸の奥さんに頼んで、かき氷とかフランクフルトとかやってもらうと、もっと盛り上がるかもしれませんね。

参加台数が少なくて、寂しいレーシングカートですが、そんな中で王子のスピードは相変わらずで、ちょっと手が付けられない感じです。

しかし、その王子から主役の座を奪ってしまっているのが、ツボリンです。恐ろしく古いカートに古タイヤ、エンジンも絶対に速くないんですが、王子以外のドライバーとは互角以上に走ってしまいます。物理的に考えて、ありえないのですが、外から見ていると、動きがカートの動きではありません。それはカートレースを見たことがない人が見ても、1台だけ、とんでもない走りをしているのがはっきりと解るレベルなんです。

それは、僕からしたらとんでもない走りですが、ちょっと感動ものですらあります。

今回はなんと2位でフィニッシュして、見ている人の視線を完全に独占してしまいます。今度から入場料を取ろうかと思うくらいです。

さて、レンタル耐久は初代王子とマンセルさんが組んだ、「チームイーストポイント」が初優勝です。タイトラ、予選、決勝、そしてファースティストラップと、取れるものは全部取った感じの完全優勝でした。

これは気持ちよいですね。レースをしているみんなが、やれるものならやりたいのが完全優勝です。

第2位にはランキングトップの「チーム 天」が入り、シリーズ獲得に向けて、磐石な感じです。

そして3位に入ったのが「KATZ レーシング」です。このチームも必ず上位に顔を出す強豪チームで、メンバーが入れ替わっているのに、表彰台に上ってくるんですからたいしたもんです。

今回のレースも上位2チームは同一周回と緊迫したレースになりました。回を重ねるごとに各チームのレベルが上がってきているので、ますます僅差となり最後まで優勝チームが解らない面白いレースになってます。

レンタルスプリントにも同じことが言えます。開幕戦は7台のエントリーだったスプリントも第4戦は30台に増えました。

予選を3クラスに分けて、争ったのですが、デビジョン1に出場出来るのは、各クラスの上位3人プラス1人です。予選を3位でフィニッシュしても、決勝のグリッドは7~9番グリッドですから、デビ1の優勝はかなり大変です。

激しい予選でスピンやクラッシュをして、タイトラで上位だったのに、デビ3行きになってしまった人もいますので、デビ3も上位は激戦です。そして、デビ3の優勝は遅沢選手でした。なんと遅沢選手はタイトラでトップタイムを叩き出して、予選をポールからスタートしたのですが、残念なクラッシュでデビ3となってしまいます。決勝は独走となりましたが、次は手堅く予選をまとめて、デビ1出場を目指して欲しいと思います。

2位には、ジュニアドライバーのコオタ君が入りました。彼も予選でクラッシュしてしまいましたが、決勝はしっかりとバトルで打ち勝って、嬉しい表彰台です。

3位には水口選手が入り、レースの面白さが解ってしまったと思います。

そして、デビ2ですが、デビ1行きこそ逃したけれど、スピードを持ったドライバーが多く、その中から、見事に優勝したのが、安藤選手です。神奈川からの遠征ドライバーさんです。次はデビ1の表彰台に上ってもらいたいと思います。

第2位には殿下さんが入りました。今回はかなりのスピードがあったので、デビ1行きを逃したのは残念でしたが、しっかりと表彰台をゲットしました。

そして、第3位にはレディースドライバーの田代選手が入りました。白糸レンタルシリーズで初めて、表彰台にレディースドライバーが上がりました。スピードは十分ですからレースで実力を100パーセント発揮出来れば、デビ1行きも十分に可能と思われます。

狭き門を掻い潜って、栄えあるデビ1行きとなり、激戦を制したドライバーはタクヤ選手です。レーシングカートドライバーのタクヤ君はバトルも冷静で、6番手から大逆転の優勝です。ポールからの優勝も気持ち良いですが、追い上げての優勝も格別です。

第2位には初代王子が入りました。決勝ポールからスタートして、耐久に続いて、2冠達成かと思いましたが、最後の最後でタクヤ君に追いつかれて、バトルとなり後半のスピードで勝るタクヤ君にシリーズを考えて、あっさりとトップの座を明け渡します。この辺りがベテランですね。

3位には「初代 撃墜王」ことミッフー選手が入りました。彼も9番手からの追い上げての表彰台でした。この追い上げが出来る実力があるのが、デビ1です。タイトラはスピードがあれば、上位にこれますが、予選での接触もまずいですし、スピードがあっても抜けなければ、優勝は難しいです。追い上げが出来るのが本当の実力者なので、やはり流石と言えるでしょう。

デビ1の表彰台は現役チーム員に復活チーム員が占めて、レーシングカート乗りが独占しました。レンタル組の逆襲に期待したいと思います。

  • 2010/07/05 21:53

復活!

今回のレンタルカートスプリントにある男が復活して出場します。その男が今日、久しぶりに白糸にやって来て、明後日のレースに向けて、リハビリで走りました。

かれこれ5年は走っていないと思われますし、レースにいたっては10年は出ていない彼は、最初こそ噛み締めるように走っていましたが、徐々にペースを上げてきて、最後はかなりまともなタイムを記録して終了となりました。

先日、グレンブルー伝説の男シリーズの第1回を書いたばかりですが、第2回を書く前に伝説の男の復活です。

彼がどうして伝説の男なのかは、彼のニックネームで推察出来ると思います。

ニックネームは「初代!撃墜王」です。

普段の彼は人当たりの良い、真人間なのですが、一度ステアリングを握ると変貌します。(どっかで聞いたような話だな。。。。)

彼がレースを一生懸命に追いかけていた頃は、それはそれはよくぶつかっていました。公式練習でぶつかって、予選でぶつかって、決勝でぶつかる彼は、マシンを降りると、途端に普通の男に戻るので、コース上であれだけキレキレの男と同一人物とはとても思えなくて、周りの人間を唖然とさせていました。

ですが、今回はレンタルカートです。当社のレンタルカートはサイドバンパーも付いていますし、前後のバンパーもそれはそれは頑固です。ちょっとやそっとじゃ大丈夫です。おそらく。。。。

それに、彼もあれから10年も経って、結婚もして子供も生まれて、大人になったと思います。いや、思いたいです、はい。

だから大丈夫です。たぶん。。。。

  • 2010/07/02 18:23

ページ移動

  • ページ
  • 1
  • 2

ユーティリティ

新着コメント

Re:白糸レンタル第3戦
2024/04/25 from 承認待ち
Re:久し振りに。。。
2024/04/25 from 承認待ち
Re:鈴鹿練習日
2024/04/24 from 承認待ち
Re:鈴鹿練習日
2024/04/24 from 承認待ち
Re:伸びてます♪
2024/04/24 from 承認待ち

過去ログ

Feed